シリア:紛争の被害を受けた沈殿槽の修復で、水の供給量が増加

2021年9月26日 シリア発

UNICEF Syria
2021年9月26日
UNICEF Syria

2021年9月26日 シリア発

シリア北西部のアレッポ市から東に90キロに位置するアルハサ水処理施設は、アレッポ市やアレッポ郊外の東部と南部にあるいくつもの町と村で暮らす約300万人の人々に安全な飲料水を提供しています。処理水の質と処理能力の向上のため、この施設には24基の沈殿槽が設けられています。そのうち6基が紛争による被害を受けて機能しなくなったことで、処理できる水の量が減少し、地域の多くの場所で安全な飲料水が不足しています。

UNICEFによって修復された、アルハサ水処理施設の沈殿槽。
UNICEF/Syria/2021/Antwan Chnkdji
UNICEFによって修復された、アルハサ水処理施設の沈殿槽。
シリア北西部のアレッポ郊外東部にあるアルハサ水処理施設を視察し、追加で必要となる修復作業を評価する、UNICEF アレッポ現場事務所の水と衛生担当官、マーヘル・ガファリ。
UNICEF/Syria/2021/Antwan Chnkdji
シリア北西部のアレッポ郊外東部にあるアルハサ水処理施設を視察し、追加で必要となる修復作業を評価する、UNICEF アレッポ現場事務所の水と衛生担当官、マーヘル・ガファリ。
アルハサ水処理施設で、沈殿槽に入って保全作業を行う作業員たち。
UNICEF/Syria/2021/Antwan Chnkdji
アルハサ水処理施設で、沈殿槽に入って保全作業を行う作業員たち。
アルハサ水処理施設で、沈殿槽に入って保全作業を行う作業員たち。
UNICEF/Syria/2021/Antwan Chnkdji
アルハサ水処理施設で、沈殿槽に入って保全作業を行う作業員たち。
アルハサ水処理施設で、沈殿槽に入って保全作業を行う作業員たち。
UNICEF/Syria/2021/Antwan Chnkdji
アルハサ水処理施設で、沈殿槽に入って保全作業を行う作業員たち。
アルハサ水処理施設を視察し、追加で必要となる修復作業を評価する、UNICEF アレッポ現場事務所の水と衛生担当官、マーヘル・ガファリ。
UNICEF/Syria/2021/Antwan Chnkdji
アルハサ水処理施設を視察し、追加で必要となる修復作業を評価する、UNICEF アレッポ現場事務所の水と衛生担当官、マーヘル・ガファリ。
UNICEFによって修復された、アルハサ水処理施設の沈殿槽。
UNICEF/Syria/2021/Antwan Chnkdji
UNICEFによって修復された、アルハサ水処理施設の沈殿槽。
UNICEFによって修復された、アルハサ水処理施設の沈殿槽。
UNICEF/Syria/2021/Antwan Chnkdji
UNICEFによって修復された、アルハサ水処理施設の沈殿槽。

日本政府の寛大なご支援のおかげで、UNICEFは今年、アレッポの子どもたちとその家族の安全な飲料水へのアクセスを支援するため、アルハサ水処理施設の紛争による被害を受けた6基の沈殿槽のうち3基の修復を行い、一日当たり1億リットルにまで水の処理量を向上させることができました。

 

【関連ページ】日本政府の支援によるシリアでのUNICEF支援事業