ユニセフ議員連盟(超党派)
UNICEFの理念や活動に賛同する、党派を超えた国会議員のグループ
ユニセフ議員連盟は、「世界の児童の救済の問題を考え、その重要性、緊急性を認識し、UNICEFに対する理解を深め、世界の児童の救済に関する諸政策の実現に貢献することを目的とする」という趣旨に賛同した国会議員たちによって、1988年に設立された超党派の国会議員連盟です。当初は十数人のメンバーでスタートしましたが、今日では衆参両院合わせて80名以上の国会議員が参加しています(2019年7月現在)。
ユニセフ議員連盟は、設立以来30年以上にわたり、日本の国内政策や、国際協力・外交政策の中で、ともすると後回しにされがちな子どもたちへの支援が決して忘れられないよう、政策提言を行ってきました。子どもの権利推進を国会のみならず国内外のさまざまな場において支持し、また、日本政府から途上国へのUNICEFを通じた資金協力を確保する上でも、力強いサポーターとなっています。
野田聖子会長メッセージ
ユニセフ議員連盟は、1988年に、UNICEFの理念に共感した議員たちによって、超党派の議員連盟として設立されました。それからすでに30年以上の月日が経ちますが、その間、新しい方をお迎えしつつ、衆参や党派を問わず、多くの議員の方々に会員となっていただいています。
日本や世界の子どもたちに、より良い地球を、より明るい未来を残したい。議員連盟は、そのような思いのもとで、年間を通じて様々な活動を行っています。UNICEFへの拠出金を増額するように政府に要望書を提出したり、UNICEFの幹部や現場担当者を迎えての勉強会を開催したり、時には実際に難民キャンプなどの支援の現場を訪れたりもしています。これだけ熱心に活動に参加してくださる議員が多くいるということは大変力強いことです。
子どもたちの将来の幸せを願って行う投資は、私たちの未来の基盤を形作っていきます。それをどのように行うかは、いま生きている私たち全員の課題です。日本が、地球の将来を担う子どもたちにできることは、まだまだたくさんあります。ユニセフ議員連盟は、UNICEFの、そして世界の子どもたちの一番の応援団という気持ちで、日本の政治の場から支援を続けてまいります。