2018年のユニセフ議員連盟(超党派)の活動
UNICEFの理念や活動に賛同する、党派を超えた国会議員のグループ
ユニセフ議員連盟・UNICEF東京事務所共催のヘンリエッタ・フォア事務局長来日記念レセプションを開催
2018年10月9日

UNICEF事務局長ヘンリエッタ・フォアが2018年1月に事務局長に就任して初となる来日を記念し、ユニセフ議員連盟とUNICEF東京事務所はレセプションを共催しました。野田聖子会長、御法川信英副会長、谷合正明副会長、羽田雄一郎事務局長、塩崎泰久衆議院議員、松本剛明衆議院議員、藤末健三参議院議員、牧島かれん衆議院議員、自見はなこ衆議院議員、山川百合子衆議院議員にご出席いただきました。
レセプションは、野田聖子会長からの開会のご挨拶とともに始まり、続いて鈴木憲和外務大臣政務官からスピーチを頂きました。次に登壇したフォア事務局長はユニセフ議員連盟や日本政府のリーダーシップに敬意を表するとともに、民間企業、NGOなど日本の様々なパートナーからの日頃のご支援に感謝の言葉を述べ、来年開催が予定されているG20やTICAD VIIでの一層のパートナーシップを期待すると呼びかけました。塩崎恭久議員から乾杯のご発声を頂いた後、歓談の時間となり、最後は御法川信英副会長からの閉会のご挨拶を頂きました。約80名の方々にご参加頂き、官民を交えて活発な意見交換が行われました。
バングラデシュ、ロヒンギャ難民の仮設キャンプを視察
2018年8月27日~30日
ユニセフ議員連盟のあべ俊子衆議院議員がバングラデシュのロヒンギャ難民の仮設キャンプと周辺の受入れコミュニティを8月27日~30日の日程(31日帰国)で視察し、日本政府の支援で実施されているUNICEFの支援活動現場を訪問しました。
あべ議員はミャンマーから流入してきたロヒンギャ難民が身を寄せるバングラデシュ・コックスバザールにある難民キャンプの一つ、クトゥパロン仮設キャンプを訪問。日本政府の支援でUNICEFが支援活動を行うキャンプ内の診療所や、6歳から9歳の子どもたちを対象に読み書きや算数を教えたり手洗いなどの衛生教育を行っている学習センター、10代の少女たちを対象に衛生習慣を促進するサニマート事業、10代の若者たちのレジリエンスを高める青少年クラブなどの活動を視察しました。また、受入れコミュニティ内にある新生児特別治療病棟も訪問。日本政府の支援により小さな命が守られている様子を見て、職員に熱心に質問をしていました。あべ議員は日本政府がUNICEFを通して支援している事業の効果を確認すると共に、子どもや若者と交流して彼らの声に耳を傾けました。

UNICEF事務局次長、野田聖子ユニセフ議員連盟会長と面会
2018年7月26日

UNICEF事務局次長のシャネル・ホールが野田聖子ユニセフ議員連盟会長と面会を行い、西日本での豪雨において被害を受けられた方々へお見舞いの言葉を伝えるとともに、子どもの権利の推進とUNICEFの活動に対する長年のご支援に感謝の言葉を伝えました。そして、日本を含む先進国の子どもたちへの虐待の問題などに関して意見を交わしました。
ユニセフ議員連盟朝食会を開催
2018年7月26日

UNICEF事務局次長のシャネル・ホール、中東・北アフリカ地域事務所代表のゲールト・カッペラエレ、ミャンマー事務所代表の功刀純子、保健セクション・チーフのステファン・ピーターソン、パブリック・パートナーシップ局長のカーラ・マルディニらUNICEF幹部は7月26日、ユニセフ議員連盟の議員の方々と朝食会を行いました。御法川信英副会長、谷合正明副会長、羽田雄一郎事務局長、山口那津男議員、河村健夫議員、石崎徹議員、橋本岳議員、佐々木紀議員、牧島かれん議員、自見はなこ議員、外務省国際協力局地球規模課題総括課課長甲木浩太郎様、日本ユニセフ協会専務理事にご出席いただいた本朝食会では、UNICEF新戦略計画や若者を支援するグローバル・パートナーシップに重点を置いて意見を交わしました。UNICEF事務局次長やパブリック・パートナーシップ局長は日本での猛暑や地震、西日本での豪雨において被害を受けられた方々へ哀悼の意を表するとともに、ユニセフ議員連盟の方々へ日頃からの支援に感謝の言葉を述べ、UNICEFの新戦略や若者を支援する新たなイニシアチブに関して説明を行いました。議員の先生方からは防災に関する日本の知見を活かす方法や日本をはじめとする先進国子どもの貧困や格差への支援、日本政府からの支援を強化すること等について質問や意見を頂き、活発な議論が繰り広げられました。
ユニセフ議員連盟総会を開催
2018年5月21日

5月21日にユニセフ議員連盟総会が開催され、野田聖子会長、御法川信英副会長、羽田雄一郎事務局長をはじめとした議連の会員の方々にお越しいただきました。総会では、今年夏に開催を計画しているロヒンギャ難民キャンプへの視察に関する検討事項を中心に議論が進められました。
ユニセフ議員連盟報告会:バングラデシュ事務所代表を迎えて UNICEFロヒンギャ難民支援について
2018年1月11日

来日中のUNICEFバングラデシュ事務所代表エドゥアルド・ベイグベデルと同事務所計画モニタリング報告専門官ロビンソン麻己を迎え、1月11日、ユニセフ議員連盟会員の先生方を対象にUNICEFのロヒンギャ難民支援についての報告会が開催されました。出席されたのは、谷合正明副会長、羽田雄一郎事務局長、今井絵理子議員、自見はなこ議員、藤末健三議員です。代理出席を含めると10名の議員連盟の皆様にお越しいただきました。報告会では、ベイグベデル代表がまず日本政府からのご支援に感謝を表明し、全体的なUNICEF事業の戦略や内容について説明しました。ロビンソン麻己専門官は、日本政府からのご支援がどのように使われているかを多くの写真と共に発表し、2017年の主な成果についても報告しました。バングラデシュでは2017年8月からロヒンギャ難民の数が急増し、難民キャンプでは子どもが子どもらしく生きるための環境が整っていません。両報告者とも、そのようなキャンプにおいて、日本政府をはじめとする支援が子どもたちの命と生活を支えるうえで欠かせないと訴えました。質疑応答では、日本国内で耳にする以上にロヒンギャ難民の状況が悪化していることに対する驚きの声が聞かれたほか、日本政府として何が出来るのか、などの質問が出され、活発な会となりました。