日本政府の支援による事業がマラウイの現地紙に取り上げられました

2017年10月2日 マラウイ発

UNICEF Malawi
2017年10月02日

日本政府の支援を受けたUNICEFマラウイの事業地を、柳沢香枝・駐マラウイ日本大使が訪問されました。2017年9月20日付けのニヤサ・タイムスの記事を翻訳してご紹介します。

 

デッザ地区のチンファンデ村診療所を訪れ、現地の人々と談笑する柳沢香枝・駐マラウイ日本大使
UNICEF Malawi/2017/Govati Nyirenda
デッザ地区のチンファンデ村診療所を訪れ、現地の人々と談笑する柳沢香枝・駐マラウイ日本大使

2017年10月2日

 

日本政府によるUNICEF事業の成果


村に診療所設立、子どもの死亡件数減少

UNICEFとマラウイ政府は、村の診療所の設立を通じて子どもの死亡件数減少を目指してきました。村に診療所ができたことで、村内で基本的な医療サービスを受けられるようになり、病気の子どもを抱えた母親が遠くの医療センターまで行かずに済むようになりました。

柳沢香枝・駐マラウイ日本大使は、日本政府の支援の下、UNICEFが実施している事業を視察するため、 デッザ地区の チンファンデ村診療所を訪問しました。柳沢大使は「コミュニティーの人たちが、医療サービスの提供に積極的に携わっている様子を見ることができて、とてもうれしく思います」と述べました。そして、「村の診療所は、今まで医療施設がないために病気の子どもを連れて遠くの病院まで長距離の移動を強いられていた母親たちを助けるだけでなく、農村地域でのヘルスケアサービスの提供を強化する、費用対効果の高い方法でもあります」と話しました。

デッザ 地区の保健部門が管轄する村診療所で柳沢大使は、コミュニティーベースの健康診断、予防接種、病気の子どもに対する基本的な治療を視察しました。

過去2年間で、日本政府は計113万米ドルを拠出し、UNICEFがマラウイで実施する活動を支援してきました。拠出金はUNICEFが、マラウイの10地区において現在進めている、コミュニティー医療、栄養、HIV、予防、疾病監視に関する事業を支援してきました。

 

デッザ地区のチンファンデ村診療所を訪れた柳沢香枝・駐マラウイ日本大使
UNICEF Malawi/2017/Govati Nyirenda
デッザ地区のチンファンデ村診療所を訪れた柳沢香枝・駐マラウイ日本大使

 

今回の拠出金は、コミュニティーの医療システムを強化することを目的とし、医療施設と村診療所における5歳未満の子どものためのケアサービスの質の改善を通じて、より迅速に効率よく、急性栄養不良の子どもを適切に見つけ出し、必要に応じて病院に紹介し、栄養を届け、治療を提供できるようにすることを目指しています。

支援を通じて、重点地域の約25万人の子どもが予防接種や健診を受け、子どもたちの大きな死亡原因となっているマラリア、下痢、肺炎といった病気の治療を受けることができるようになります。さらに、UNICEFは村の診療所で使う薬を調達したり、診療所を運営する健康監視員(HSA)のために自転車やリュックサックを購入したりしました。

UNICEFマラウイ事務所代表ヨハネス・ウェデニグは「日本政府のご支援によって、私たちは健康監視員の訓練や村診療所の設立といった、医療システム強化にとってたいへん重要な事業を実施することができています」と話しました。「国としては子どもの死亡件数の減少において前進がみられていますが、予防可能な疾病のため死亡する子どもの数の多さなど、支援が必要な課題がまだ残っています。UNICEFは、すべての子どもが生存し、健康に育つために、これらの死亡数を減らせるよう取り組みを続けていきます」と力を込めました。