黒柳徹子UNICEF親善大使の呼びかけによる日本のみなさんの支援と日本政府の支援で、南スーダンに新しい学校が開校!
2015年11月27日 東京発
11月26日、南スーダン西エクアトリア州ヌザラで、新しい学校の開校イベントが行われました。
この学校は、2013年の現地訪問後、学校建設のための募金をよびかけてくださったUNICEF親善大使の黒柳徹子さん、そしてそれに賛同してくださった日本の人々による40万ドルの支援、また日本政府からの支援により、建設されたものです。ここには1,000人の生徒が通うことになり、子どもたちに新たな希望をもたらすことになるでしょう。
新しく建てられたゼレダ小学校には、地元だけでなく紛争の被害を受けた広範囲の地域に住む少年少女が通うことになります。UNICEFは、州の教育科学技術省との連携や他の寄付者の支援のもと、8の教室を新設し、13人の教師のトレーニングを実施。また本から黒板、備品からペンまであらゆるものの提供を行いました。また、トイレなどの衛生設備や手洗い場は日本政府から支援を受けています。
「南スーダンの全ての子どもは、教育を受ける権利を持っています。西エクアトリア州政府は、先頭に立って全ての子どもたち、特に女の子に教育を受ける機会を与えるべきだと取組みを進めており、同州における子どもに教育を受けさせたいという要望は常に高い状況です。UNICEFはパートナーと協力し、より多くの子どもが教室で学べるよう、この素晴らしい取組みを続けていきます。」UNICEF南スーダン事務所副代表のエティ・ヒギンズは、州知事、日本国大使、NGO、生徒達、地域の人々が揃う開校イベントの席で力強く述べました。
在南スーダン日本大使館の紀谷昌彦特命全権大使は、「新しく完成した教室と水・衛生施設は、日本の人々の善意と南スーダンの将来の世代との深い結びつきの証です。ゼレダ小学校開校に関わった全ての方々のご尽力に、深く感謝致します。引き続き日本が南スーダン政府、UNICEFと協力し、南スーダン全土でより多くの子どもが質の高い教育を受けられるようになることを願います。」と言いました。
黒柳徹子UNICEF親善大使は「教育への投資、そして南スーダンの子ども達への投資は、彼らの将来と、世界で一番新しいこの国に対して私たちができる最大の投資です。私たちみんなの頑張りで、1,000人あまりの生徒が学校へ通い、きれいで安全な環境で学ぶことができるようになったことを大変うれしく思います。」と話しました。
西エクアトリア州教育科学技術大臣のピア・フィリップ・マイケル氏は、「大臣に代わり、子どもたちの未来を築くため西エクアトリア州政府にいただきました日本のみなさまの変わらぬご支援に対し、心からお礼申し上げます。」と述べました。
多くの家族が自宅を離れ近隣の町へ避難する状況が続く中、ヌザラでは国内避難民の子どもの数が年々増加しています。この事態は学校教育に深刻な影響を与えており、国内避難民の子どもの多くが学校に通えずにいます。こうした状況に対し、支援団体の協力により、国内避難民と受け入れ先の地域に住む住民との間に平和的な関係を構築し、学校に子ども達が安心して通えるよう安全なコミュニティ作りが進められています。
ゼレダ小学校の開校は、南スーダンにおける就学率の大幅低下に歯止めをかけ、40万人の子どもたちが再び学校に通えるようにしようというUNICEFのキャンペーンの一環です。UNICEFの南スーダンへの全支援の中で、教育分野に集まった支援額は、必要な額の48パーセントで、目標額と最大の隔たりがあります。日本政府からは、2015年、南スーダンの全ての州における、教育を含むUNICEFプログラムへの支援金として、950万ドルの寛大な寄付をいただきました。
UNICEFは、引き続き政府、関連団体と協力し、全ての子どもが公平に、質の高い教育を受けられるよう活動を行います。