記事
日本政府、バングラデシュ・ロヒンギャ難民の子どもたちへの人道支援強化のため、UNICEFに5億円の無償資金協力を実施
UNICEFバングラデシュ代表ラナ・フラワーズと齋田伸一 駐バングラデシュ日本国大使館特命全権大使による署名式の様子。 2025年3月4日 ダッカ(バングラデシュ)発 日本政府は、バングラデシュにおけるロヒンギャ難民の人道的ニーズに対応するため、国連児童基金(UNICEF)を通じて5億円の無償資金協力を実施します。本資金協力により、コックスバザール県及びバシャンチャール島の4万1,000人の子どもを含む6万5,000人のロヒンギャ難民に、教育や水と衛生、保健、栄養へのアクセスが提供されます。 本資金協力の実施にあたり、齋田伸一 駐バングラデシュ日本国大使館特命全権大使とUNICEFバングラデシュ事務所代表のラナ・フラワーズによる書簡の署名及び交換が行われました。…
記事
Japan and UNICEF sign USD3.3 million agreement to strengthen assistance for Rohingya children
UNICEFバングラデシュ代表ラナ・フラワーズと齋田伸一 駐バングラデシュ日本国大使館特命全権大使による署名式の様子。 Japan and UNICEF sign USD3.3 million agreement to strengthen humanitarian assistance for Rohingya refugee children Dhaka, 4 March 2025 – The Government of Japan has allocated approximately USD 3.3 million (JPY 500 million) to support UNICEF’s response to the humanitarian needs of…
記事
Government of Japan and UNICEF Partner to Promote Child Nutrition and Education in Papua
Three kids at a school in Indonesia JAKARTA, 24 February 2025 – The Government of Japan and UNICEF Indonesia, in collaboration with the National Nutrition agency, have launched a new partnership to support the implementation of the free nutritious meal programme (Makan Bergizi Nasional) and enhance the quality of education, nutrition, and overall…
記事
Japan and UNICEF Partner to Transform Education for over 12,000 Children in Yemen
Two girls looking at the textbook The Government of Japan and UNICEF Yemen Partner to Transform Education for over 12,000 Children in Taiz Governorate, Yemen Sana’a/Riyadh, 24 February 2025 – A transformative two-year, $4.2 million partnership to improve access to quality education and learning outcomes for over 12,000 girls and boys in Taiz…
記事
日本政府、インドネシア・パプア州の子どもたちの栄養と学習の促進のため、UNICEFを通じて5億600万円の無償資金協力を実施
Three kids at a school in Indonesia 2025年2月24日 ジャカルタ(インドネシア)発 日本政府は、国連児童基金(UNICEF)を通じて5億600万円の無償資金協力を実施します。これにより、UNICEFはインドネシア国家栄養庁の協力のもと、パプア州ビアクの子どもたちに無償で学校給食を提供し、子どもたちの学習、栄養及び生活の質の向上を図ります。 本支援を通じて、幼い子どもたちが、乳幼児期の子どもの発達(ECD)センターや小学校で、質の高い学習や栄養、発達の機会を得ることができるようになります。この統合的なプログラムは、子どもたちが人生で最高のスタートを切るために必要な養育ケアとサービスを提供することを目的としています。 インドネシアは、…
記事
日本政府、イエメン・タイズ県の1万2,000人以上の子どもたちの教育改善のため、UNICEF を通じて6億4,200万円の資金協力を実施
Two girls looking at the textbook 2025年2月24日 サヌア(イエメン)/リヤド(サウジアラビア)発 日本政府は本日、イエメン・タイズ県の1万2,000人以上の女の子と男の子の質の高い教育へのアクセスと学習成果を向上させるため、国連児童基金(UNICEF)を通じて6億4,200万円の資金協力を実施することを発表しました。2年間にわたって行われる本支援により、就学している子どもたち及び就学していない子どもたちの双方に対する教育サービスが強化されます。同時に、320人の教員、30人のソーシャルワーカー、65人の指導者の能力育成を行い、コミュニティや学校において持続的で効果的な学習環境を促進します。 最近の調査によると、…
日本人職員インタビュー
第81回 太平洋島嶼国事務所 上野明菜
大学卒業後、国内の私立高校で教員として勤務し、英国大学院に進学。大学院卒業後にUNESCOバンコク事務所にてインターン。在カンボジア日本大使館や世界銀行を経て、JPO制度にて2018年UNICEFラオス事務所に教育担当官として入職。2024年6月より現職。 UNICEF太平洋島嶼国事務所にて撮った写真。 UNICEF太平洋島嶼国事務所にて。 現在、どのような仕事をされていますか? 2024年6月より、フィジーの首都スバにあるUNICEF太平洋島嶼国事務所で教育専門官として働いています。太平洋島嶼国事務所は、トンガやソロモン諸島、サモアやツバルなど太平洋にある14の国の活動を統括しています。今行っている仕事内容は主に2つあり、一つ目は管轄するそれぞれの国の教育政策の立案や実施のサポートや、…
日本人職員インタビュー
第79回 モザンビーク事務所 大平健二
大学を卒業後、ザンビアでNGOのインターンを経験し、日本の商社や大使館での仕事を経て、JPOとしてUNICEFモザンビーク事務所に入職。その後、JICA専門家としてモザンビークやケニアで勤務。UNICEFイエメン事務所、アンゴラ事務所、中東北アフリカ地域事務所のガジアンテップ現場事務所を経て、2018年末より現職。 UNICEFモザンビーク事務所 教育マネージャー 大平健二と、子どもの退学に関する調査の研修に参加した人々との写真。 子どもの退学に関する調査の研修の参加者たちと。(写真前列中央) 現在、どのような仕事をしていますか? 私は現在、UNICEFモザンビーク事務所の教育マネジャーとして働いています。アフリカ南東部に位置するモザンビークでは、学校に通っていない子どもも多いですが、…
フォトエッセイ
ソマリア:勇気ある第一歩、学習センターに通う5歳の女の子
ソマリアの女の子。 2024年10月1日 ソマリア発 ガルムドゥグ州の郊外に住むあるアルラディ国内避難民キャンプに暮らす5歳の女の子、アミーナ・ハッサンちゃん。アミーナちゃん一家は、2021年の干ばつで自宅から避難し、避難民キャンプに身を寄せて人道支援を受けています。困難な状況下に置かれているにも関わらず、アミーナちゃんの明るく前向きな気持ちは、決して揺らぐことはありません。 ソマリアの女の子。 毎朝、アミーナちゃんは早く起きて、キャンプ内に設置された仮設の学習センターに行くのを心待ちにしています。このセンターは、アミーナちゃんのような子どもたちが教育を続け、より良い未来を夢見ることができる場所です。彼女は学校に行くのが大好きです。このセンターでは、日常を取り戻し、…
日本人職員インタビュー
第76回 マラウイ事務所 西光生
国内の大学を卒業後、外資系企業に就職。英国大学院で修士号を取得し、UNDPでインターンやコンサルタントとして勤務した後、JPO制度を通じてUNICEFセルビア事務所に入職。UNOPSを経て現職。 マラウイ科学技術大学で教育機関主導のイノベーションに関して議論した際、同僚と。 マラウイ科学技術大学で教育機関主導のイノベーションに関して議論した際、同僚と。(中央) UNICEFでのイノベーションの取り組みについて教えてください。 UNICEFはイノベーションの戦略目標に「Matching today's challenges with tomorrow's solutions」という言葉を掲げています。日本語にすると、今日の課題を明日の解決策と一致させていこうという意味です。つまり、…
記事
ソマリア:避難民施設の仮設の学校で希望を見つける子どもたち
ハッサンくん。 2024年5月6日 デュサマレブ(ソマリア)発 自宅からの避難は、ソマリアの子どもたちにとって最も一般的なトラウマとなる出来事の一つです。自宅や友達、日常から引き離されることで、子どもたちは心に深い傷を負います。子どもたちが経験したトラウマ的な出来事は、目に見えない傷を残し、子どもたちを学校から遠ざけてしまいます。しかし、そもそも通える学校すらない子どもたちもいます。ハッサンくん(13歳)のように、初めて学校に登校する日は、どの子どもにとっても人生の重要な節目となります。 4人家族のハッサンくんは、2021年の長期化した干ばつの影響でソマリア南西部のベイ州の自宅から離れ、デュサマレブにあるアルラディ国内避難民キャンプに身を寄せるまで、学校に通ったことがありませんでした。…
記事
アフガニスタン:水と衛生設備の改善で、少女たちに安全な学習環境を
Ten-year-old Nadia washes her hands at her school in Badghis province, western Afghanistan 2024年3月27日 アフガニスタン発 2年前、10歳のナディアさんが通っている学校には、水がありませんでした。1,500人の生徒が通うこのアフガニスタン西部バドギス県にある学校には、生徒の人数に対してあまりにも限られた衛生設備しかなく、水を利用することもできませんでした。このような状況では、子どもたちが学校から足を遠ざけ、貴重な学習時間を失ってしまいます。ナディアさんや彼女の友人たちは、飲み水や手を洗うための水、適切な衛生設備がないまま、学校で何時間も過ごさなくてはいけませんでした。…