ウガンダ:「女性の自由」と呼ばれる給水所-水汲みの苦労から解放される女性たち

2020年4月1日 ウガンダ発

UNICEF Uganda
2020年4月01日

UNICEFがムングラ難民居住区にあるムングラ第4保健センターに小さな給水システムを設置し、コミュニティの人々、特に水を汲む役割を担っている女性や子どもたちが、古い深井戸から水を汲む日々から解放されました。

日本政府からの資金援助を受け、UNICEFはコミュニティの深井戸を太陽光発電の電動式給水システムに改良し、難民および、受け入れコミュニティや保健センターの近くに暮らす人々に清潔で安全な水が提供されるようになりました。

現在、コミュニティには清潔で安全な水の確実な供給があります。水を求めるために行列に並ぶことも、水を汲み上げる必要もありません。水を入れて持ち帰るための容器を持って4つの蛇口がある給水所に向かって歩く母親や子どもたちの姿が見られます。今では蛇口を軽く上に引っ張るだけで、水が出るのです。もうこれで安心です。通りすがりの学生たちも、手を洗ったり、喉の渇きを癒したりしています。

南スーダンからの難民で母親でもあるテビサ・アラックは、このコミュニティで「女性の自由」と呼ばれている給水所の話をしてくれました。

給水所で水を汲む女性
UNICEF Uganda/2020/Adriko

「深井戸では水を汲むのに苦労しました。」と、テビサ・アラックが手を上下に動かして当時の様子を説明します。「でも、今の給水所は簡単です。蛇口を引くだけで水が出てきます。」

 

給水所で水を汲む女性たち
UNICEF Uganda/2020/Adriko

「以前は深井戸に行って水を汲むために並んでいました。でも今は数分で給水タンク3~4個分の水を汲めるようになりました。」

 

給水所で水を汲む女性たち
UNICEF Uganda/2020/Adriko

「水を汲み上げるのはとても重いので、年配の女性の中には大変だと感じている人もいました。」

 

給水所で水を汲む女性
UNICEF Uganda/2020/Adriko

子どもたちも、長い時間をかけて水を汲む作業から解放されました。「最近は学校から帰ってくると、すぐに水を汲んでこれるようになりました。昔の深井戸ではそうはいきません。学校の休み時間は短いけれど、今では急いで家に帰って、すぐに水を汲んで学校に戻ることができます。」と17歳のアウット・デン・アワンは言います。

 

給水所で水を汲む女性たち
UNICEF Uganda/2020/Adriko

「私たちは以前、水を汲むために深井戸で何時間も待たなくてはいけませんでした。そのため、畑仕事をしたり、市場に物を売りに行く時間もありませんでした。」

 

給水所で汲んだ水で家事をする女性
UNICEF Uganda/2020/Adriko

「家の衛生環境も以前と比べてとても良くなりました。服も、台所用品も家も清潔です。」

 

給水設備
UNICEF Uganda/2020/Adriko

「水はいつでも手に入るし、近くのムングラ第4保健センターで汲むことができます。」

給水所で水を汲む女性たち
UNICEF Uganda/2020/Adriko

「この給水所は私たちの生活を楽にしてくれました。女性たちが解放されたのです。だから私たちはこの給水所を、『女性の自由』と呼んでいます。」