日本政府、アフガニスタンにおける命を守る予防接種及び学校の水と衛生支援のため、30億円の無償資金協力を供与
2023年3月26日 カブール(アフガニスタン)発
本資金協力により、国連児童基金(UNICEF)はアフガニスタン全土の1,830万人の母親と子どもたちにワクチンを提供し、4県の3万人が清潔な水の恩恵を受けます。
2023年3月26日 カブール(アフガニスタン)発
アフガニスタンで深刻な人道危機が続く中、日本政府は子どもたちの保健の改善を目的として、1,800万人以上の母親と子どもたちに対し必要不可欠な予防接種を行うために25億円、また、公立学校の水と衛生施設を整備するために5億円の無償資金協力を供与しました。
本支援を通じて、はしか、ロタウイルス、破傷風、ジフテリア、ポリオ、B型肝炎等のワクチンが提供されます。また、UNICEFは2023年の全国ポリオ予防接種キャンペーンで、約1,000万人の子どもたちに経口ポリオワクチンを届けることができるようになります。
学校の水と衛生に関する5億円の資金協力により、UNICEFとパートナーは20校の1万人の生徒が清潔な水を利用できるようにする他、換気性の良いトイレ、手洗い場を整備します。支援を受ける生徒の半数が女の子です。コミュニティで暮らす2万人の住民もこれらの水源を利用し、サービスの恩恵を受けます。また、感染症の予防のために、教員やコミュニティに衛生教育が実施されます。
「アフガニスタンの子どもたちや母親に対する日本の長年のご支援は他の模範となるものであり、深く感謝申し上げます。この度の資金協力は、これまでの日本政府の支援をさらに拡大するものです。厳しい冬に継続的な人道危機が重なり、母親と子どもたちは、感染症にかかりやすいぜい弱な状態に置かれています。本支援は、人々が健康を維持するために必要な免疫力を高めるだけでなく、学校の衛生環境の改善にもつながります。」とUNICEFアフガニスタン事務所副代表のルシュナン・ムルタザは述べています。
清潔な水とトイレへのアクセスは、すべての子どもたちの基本的人権であり、子どもの保健、栄養、教育の基盤となるものです。
岡田隆駐アフガニスタン日本国特命全権大使は、「日本政府と国民は、アフガニスタンにおける甚大な人道ニーズを認識しています。本資金協力は、アフガニスタンの保健、栄養、教育の分野における日本政府のこれまでの支援を補完するものであり、子どもたちとその家族にとってより清潔で安全な学習環境とコミュニティが実現されることを願っています。」と語りました。
本支援を通じた水と衛生に関する活動は、アフガニスタンで特に困難な状況にある、ゴール県、ウルズガン県、ザブール県、パクティカ県で実施されます。予防接種の支援は全34県において展開されます。
【関連ページ】日本政府の支援によるアフガニスタンでのUNICEF支援事業
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