日本政府、シリアのアル・ホール難民キャンプの子どもたちへの緊急支援のため、UNICEFに50万米ドルを供与

2019年3月19日 ダマスカス(シリア)発

UNICEF Syria
2019年3月19日
In east Aleppo City in the Syrian Arab Republic, a boy collects water from UNICEF-supported a water point in Shakoor neighbourhood.
UNICEF/UN046879/Al-Issa In east Aleppo City in the Syrian Arab Republic, a boy collects water from UNICEF-supported a water point in Shakoor neighbourhood.

2019年3月19日ダマスカス(シリア)発

 

日本政府はシリア北東部のアル・ホール難民キャンプに避難している最もぜい弱な立場に置かれる子どもや家族のため、国連児童基金(UNICEF)に5,600万円(50万米ドル)の緊急支援を行うことを発表しました。この支援により、大半が避難を強いられた女性と子どもである3万7,000人以上が改善された水と衛生サービスの恩恵を受けることができます。

2018年12月以降、シリア東部のデリゾール県における激しい戦闘が避難民の波を生み出しました。厳しい気候状況の中、何万人もの人々が北に約300キロ離れたアル・ホール難民キャンプに安全を求めて避難しており、長く厳しい旅の影響で彼らの健康状態は極めて悪くなっています。

「紛争は9年目に突入しており、過去数カ月間にアル・ホール難民キャンプに逃れてきた子どもと女性の状況が、シリアの子どもたちの窮状を最も物語っています。」と、UNICEFシリア事務所代表のフラン・エキサが語ります。「6万6,000人以上の人々が、命を守る支援が切に必要な状態でたどり着きました。そして、その大半は女性と子どもです。難民キャンプで最も差し迫ったニーズの一つが水と衛生です。UNICEFがこれらのニーズに迅速に対応するための、日本の皆様と日本政府の時宜を得た支援に感謝いたします。」

「シリアのどこで暮らしていようとも、日本はシリアの子どもや若者、女性の緊急のニーズを満たすため、引き続き人道支援を行います。」と、在シリア日本国大使館シリア臨時代理大使兼シリア特別調整官の松本太氏が語ります。「この支援が最もぜい弱な人々、特にアル・ホール難民キャンプの子どもや女性の悲惨な状況の緩和につながることを心から願っています。」

日本の支援により、UNICEFはトイレや給水所の設置と管理に加え、給水トラックの給水支援で安全な水へのアクセスを提供することが可能になり、計3万7,500人の新たに避難した最もぜい弱な女性や子ども、男性が恩恵を受けます。

この新たな資金協力により、日本のシリア危機への支援の約3分の1がシリア国内の子どもと家族に届けられることになります。2019年の第3回ブリュッセル会合において、新たに計1億8,700万米ドルの貢献を行うことが発表されました。2012年以降、日本がシリアと周辺国の子どもたちや家族のために行った支援は計27億米ドル以上に達します。

【関連ページ】日本政府の支援によるシリアでのUNICEF支援事業


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