ソマリア:勇気ある第一歩、学習センターに通う5歳の女の子
2024年10月1日 ソマリア発
2024年10月1日 ソマリア発
ガルムドゥグ州の郊外に住むあるアルラディ国内避難民キャンプに暮らす5歳の女の子、アミーナ・ハッサンちゃん。アミーナちゃん一家は、2021年の干ばつで自宅から避難し、避難民キャンプに身を寄せて人道支援を受けています。困難な状況下に置かれているにも関わらず、アミーナちゃんの明るく前向きな気持ちは、決して揺らぐことはありません。
毎朝、アミーナちゃんは早く起きて、キャンプ内に設置された仮設の学習センターに行くのを心待ちにしています。このセンターは、アミーナちゃんのような子どもたちが教育を続け、より良い未来を夢見ることができる場所です。彼女は学校に行くのが大好きです。このセンターでは、日常を取り戻し、希望を感じることができるのだと言います。
教室の真ん中に座るアミーナちゃんは、目を輝かせて先生の話を聞き、新しいことを学んでいます。彼女は熱心に勉強をしており、いつも学ぶことに意欲的です。アミーナちゃんは算数が好きで、簡単な問題を解くのが得意です。
アミーナちゃんは、いつか先生になることを夢見ています。「私と同じような境遇の子どもたちが教育を受けて、それぞれの能力を最大限に発揮できるようにしてあげたいです。」と彼女は語ります。
学習センターでの一日を終えて家路につくアミーナちゃんには、誇りと決意が満ち溢れています。彼女は、教育がより明るい未来への鍵であると考えており、逆境の中でも、学び、成長する機会を得られたことを感謝しています。国内避難民キャンプにおけるアミーナちゃんの生活は、苦難の物語であるだけでなく、レジリエンス(回復力)、希望、そして生活を変える教育の力の物語でもあります。
緊急事態下の教育において、UNICEFはガルムドゥグ州の43の学校を支援し、計4,842人の子どもたちが恩恵を受けました。南ガルカイヨには13の学校があり、その大半は国内避難民キャンプ内に設置されています。本プログラムでは、基礎教育の加速学習を行っており、学習に後れがある子どもたちも、公式教育への道が開かれています。そして、教育を支援の入り口として、水と衛生、子どもの保護、栄養などの支援も提供しています。
アルラディ国内避難民キャンプの仮設の学習センターには2つの教室で149人の子どもたちが学んでおり、5人の先生が子どもたちに勉強を教えています。日本政府の資金協力により、UNICEFは子どもたちに清潔で安全な飲み水や学習教材を提供しました。
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