日本政府、ハイチにおけるコレラの予防及び根絶支援のため、UNICEFに3億8,100万円を供与

2020年3月2日 ポルトープランス(ハイチ)

UNICEF Haiti
2020年3月02日
署名式の様子
UNICEF Haiti/2020

2020年3月2日 ポルトープランス(ハイチ)
日本政府はハイチにおけるコレラの予防及び根絶計画に対し、国連児童基金(UNICEF)に3億8,100万円の無償資金協力を行うことを発表しました。日本はハイチでの感染症との闘いにおける最大のドナーの一つです。

この支援は2020年から2022年に、水が媒介する病気、特にコレラの罹患率と死亡率を減少させることで、ハイチのぜい弱な家族の生存を支えることを主な目的としています。ハイチ水衛生局や保健人口省、パートナー団体と協力し、アルティボニット県、中央県及び西県を対象に支援活動が行われます。

水野光明在ハイチ日本国大使は、ハイチの地域社会や政府機関に対するUNICEFの保健と水と衛生分野での支援を称賛しました。そして、達成された成果を確固たるものとし、感染症の完全な根絶を達成するため、今後も国際的なパートナーとハイチ当局の相乗効果を促進してくことの重要性を強調しました。水野大使はこの新たな事業の実施に携わる様々な関係者に対し、「この一年間コレラは深い眠りについており、その眠りから起こさないようにすることが大切です。皆が積極的に取り組み、永久的にコレラに打ち勝つための必要な努力を続けていきましょう。」と述べました。

この寛大な支援により、監視の改善、迅速な対応、水の供給システムの改善、コミュニティレベルや公共の場所での衛生の改善、リスクにさらされている人々への衛生教育や啓発活動、そして予防を強化するための適切な衛生習慣の促進を通して、コレラやその他の水が媒介する病気への感染を減らすことができます。

UNICEFハイチ事務所代表のマリア・ルイザ・フォルナラは日本の寛大な支援とコレラ根絶に対する貢献を歓迎し、「この度の日本の皆さまからのご支援により、UNICEFは10年近くに及ぶコレラとの闘いの成果を維持することができるでしょう。UNICEFはハイチ政府を支援し、コレラの新たな症例を防ぐため、特に監視システムの強化とコミュニティでの衛生教育や啓発活動を行います。我々の重要なパートナーである日本の継続した支援に感謝申し上げます。」と述べました。

2010年10月から2019年11月の期間には82万以上のコレラの疑い例と9,792人の死亡が保健人口省によって報告されました。しかし2019年2月4日以降、一年以上にわたり研究所でコレラと確認された症例は一例も出ていません。UNICEFは、政府のコレラ根絶計画(2013-2022)への支援を続けていきます。

【関連ページ】日本政府によるハイチのUNICEF支援事業


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