日本政府、国内製造ワクチンをCOVAXファシリティを通じて13カ国に供与

2021年8月3日 東京発

UNICEF
2021年8月03日
写真に写る伊藤直樹駐バングラデシュ大使とUNICEFバングラデシュ事務所代表の穂積智夫。
UNICEF/UN0493030/Sujan
空港でワクチンの到着に立ち会った伊藤直樹駐バングラデシュ大使(右から二番目)とUNICEFバングラデシュ事務所代表の穂積智夫(一番右)。

2021年8月3日 東京発

日本政府はCOVAXファシリティを通じて、東南アジアや南西アジア、太平洋島嶼国等の13カ国に対し、日本国内で製造された合計約1,126万回分の新型コロナウイルス感染症ワクチンを供与することを発表しました。UNICEFはCOVAXファシリティの一員としてワクチンの輸送を担うほか、人々が迅速かつ公平にワクチンにアクセスできるようにするため、各国政府のワクチン接種活動を支援します。

UNICEFは、新型コロナウイルス感染症のパンデミック以前から、年間20億回分以上のワクチンを約100カ国に代わって調達し、定期的な予防接種の普及や感染症の流行への対応を支援することで、予防可能な病気から子どもの命を守ってきました。

新型コロナウイルス感染症ワクチンの調達・供給・輸送は、かつてない規模での取り組みになっていることをふまえ、UNICEFは長年培ったワクチンの調達・安全な保管・輸送の経験とノウハウを最大限に用い、COVAXファシリティを代表してその主導的な役割を担っています。

日本政府によって供与されるワクチンは、COVAXを通じて以下の国々に届けられる予定です。

カンボジアラオス東ティモールバングラデシュ 、モルディブネパールスリランカフィジーキリバスサモアソロモントンガ、イラン