日本政府、シリア難民にUNICEFを通じ150万米ドルを支援 ヨルダン

2017年10月4日 アンマン発

UNICEF Jordan
2017年10月04日
日本政府による支援で運営されている施設で、ユニセフ議員連盟メンバーと笑顔で記念写真に収まるシリア難民の子どもたち=2016年9月、ヨルダン・ザータリ難民キャンプ
unicefjordan/mpradhan
日本政府による支援で運営されている施設で、ユニセフ議員連盟メンバーと笑顔で記念写真に収まるシリア難民の子どもたち=2016年9月、ヨルダン・ザータリ難民キャンプ

 

日本政府は、今なお続く人道危機にさらされるシリアの人々への追加の緊急人道支援として、UNICEFを通じ、150万米ドルの緊急無償資金協力を行うと発表しました。

この日本政府の支援によって、UNICEFはきわめて脆弱な状況下にあるシリアの子どもや女性に予防接種、栄養、医療サービスを届けます。また、この支援の一部は、シリアの子どもたちとその家族にきれいな水や衛生用品キットを継続して届けるために使われます。

 

日本政府の支援のもと、乳児らを対象とした栄養指導、母親へのカウンセリングなどを行っている施設を視察するユニセフ議員連盟のメンバーら=2016年9月、ヨルダン・ザータリ難民キャンプ
unicefjordan/amajeed
日本政府の支援のもと、乳児らを対象とした栄養指導、母親へのカウンセリングなどを行っている施設を視察するユニセフ議員連盟のメンバーら=2016年9月、ヨルダン・ザータリ難民キャンプ

 

UNICEFヨルダン事務所代表のロバート・ジェンキンスは「UNICEFは、シリア危機によって影響を受けている子どもたちとその家族に対する日本政府と日本の人々の継続的かつ寛大なご支援に対し、深く感謝しています。このご支援は子どもたちとその家族が今後も健康、尊厳を保ち、安心して満足に生活するために必要なサービスにアクセスするために不可欠です」と述べました。 

日本政府は国際社会の一員として、ヨルダンが中東地域の安定のための要であり、確固たる支援を続けていくとしています。今回のヨルダンに対する緊急無償資金協力では、UNICEFと国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に計350万ドルの支援を行います。


 

【関連ページ】日本政府の支援によるヨルダンでのUNICEF支援事業


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