日本政府、UNICEFを通して家族追跡・再会プログラムを支援

2012年12月28日 コロンボ発

UNICEF Sri Lanka
2012年12月28日
日本政府、UNICEFを通して家族追跡・再会プログラムを支援
UNICEF/NYHQ2008-1360/TOM PIETRASIK

2012年12月28日 コロンボ発

 

日本政府はUNICEFと連携して、スリランカで家族追跡・再会プログラムの支援を行っています。日本政府より拠出された44万5千米ドルの支援は、行方不明の子どもたちの捜索活動、心理社会的支援、保護や保育サービスの強化に使用されます。

粗信仁駐スリランカ日本大使、レザ・ホセイニUNICEFスリランカ事務所代表、スリランカ北部州知事のチャンドラシリ少将が、日本大使公邸で開かれた事業開始セレモニーに参加しました。

「過去の教訓・和解委員会」のレポートは、北部州の児童保護局などの政府機関やUNICEFによって行われている、行方不明の子どもたちの捜索活動に対する援助の重要性を強調しています。粗信仁駐スリランカ大使はこの新しい取り組みに対して、「日本政府はこの支援を通して、家族の再会という重要な活動に貢献できることを嬉しく思います。本日の会見で行方不明の子どもたちの捜索活動を行う機関について人々の関心が高まり、より多くの家族が行方不明者の追跡・再会の支援を受けられることを望んでいます。」と述べています。

「UNICEFを代表し、日本政府の寛大な支援を歓迎し、感謝を申し上げます。この支援によって、離散した家族が捜索サービスを利用し、これからの人生に向き合っていくために心理社会的支援を受けることができます。」と、レザ・ホセイニUNICEFスリランカ事務所代表は話しています。

「家族追跡および再結合課(FTRU)」は紛争中に避難して行方不明になった子どもたちの家族を支援するため、2009年に創設されました。FTRUには現時点で2,431件の捜索依頼登録があり、そのうち745件(男性386名、女性359名)は子どもたちに関わるものです。これまでに148人の子どもたちの身元が確認され、追跡、検証、再会のプロセスに移りました。調査によると、行方不明者の大多数は16歳から18歳の子どもたちでした。

日本政府からの資金はFTRUの活動の支援に充てられます。この援助により、タイムリーで詳しい情報の書類作成、行方不明の子どもたちの捜索と家族や親戚の支援、よりよい支援を提供するための保育や社会福祉施設職員の能力の向上、捜索活動に対するコミュニティーの理解を深め、捜索活動の促進、家族への心理社会的な支援を行うことができます。このプロジェクトはUNICEFと児童保護局や社会福祉局などの協力によって行われます。

日本政府は紛争の影響を受けた地域の復興やスリランカ全体の発展のため、国際社会やNGO、スリランカ政府と協力して、積極的な支援を継続していきます。

日本政府、UNICEFを通して家族追跡・再会プログラムを支援
UNICEF/NYHQ2009-2118/TOM PIETRASIK