ユニセフ議員連盟がモンゴルを視察:子どもたちや家族の声に耳を傾け、日本政府支援の成果を確認
2026年9月14日 東京発
2026年9月14日 東京発
2026年9月、ユニセフ議員連盟がモンゴルを訪問し、UNICEFが支援する教育、保健、水と衛生、子どもの保護分野等の事業を視察しました。視察には、ユニセフ議員連盟会長の野田聖子衆議院議員をはじめ6名の国会議員が参加し、子どもたちや家族、現地で支援に携わる人々、UNICEF職員らと直接交流し、それぞれの声に耳を傾けながら、日本政府の資金協力により実施されている支援の成果や現地の課題について理解を深めました。
初日は、モンゴルの子どもたちの状況やUNICEFの取り組みに関してブリーフィングを受けた後、首都ウランバートル市内で実施されている支援事業を訪問しました。議員団は、日本政府の資金協力により実施されている水と衛生分野の事業を視察し、洪水の影響を受けやすい地域における安全な飲料水へのアクセス向上に向けた取り組みの成果を確認しました。また、暴力や虐待の被害を受けた子どもや女性を保護する一時保護施設を訪れ、子どもたちを守るための支援や緊急サービスの重要性について説明を受けました。
さらに、幼稚園では、ゲルの断熱性能の向上や水と衛生設備の整備を通じて、子どもたちがより安全で快適な環境で学べるよう支援する「CHIP(調理・暖房・断熱製品パッケージ)」の取り組みを視察しました。あわせて、日本企業の支援を受けるCHIP生産センターも訪問し、地域の女性たちの能力開発や雇用機会の創出につながるグリーン・ジョブの取り組みについて説明を受けました。
翌日にはトゥブ県の遠隔地を訪問し、「One Bagh, One School(1バグに1つの学校を)」イニシアチブの支援を受ける学校を視察しました。議員団は、遠隔地で暮らす子どもたちや教師との交流を通じて、誰一人取り残さない教育の実現に向けた取り組みの意義を確認しました。また、農村部の家庭を訪問し、子どもたちやその家族から、日々の暮らしや教育へのアクセス、UNICEFの支援がもたらした生活の変化について直接話を聞きました。
その後、地域の保健センターを訪れ、母子保健をはじめとするプライマリー・ヘルス・ケアの取り組みを視察したほか、日本企業の技術を活用したドローンによる血液輸送の実証事業について説明を受けました。
今回の視察を通じて議員団は、モンゴルの子どもたちや家族が直面する課題を自ら見聞きするとともに、日本政府とUNICEFのパートナーシップによる支援が、子どもたちの健康、教育、安全な生活環境の向上につながっていることを確認しました。そして、子どもたちや家族が自らの経験や夢、将来への希望を語り、議員団はその声に耳を傾けながら、子どもへの投資の重要性を改めて認識しました。
UNICEFは今後もユニセフ議員連盟や日本政府をはじめとするパートナーと連携し、すべての子どもたちが健やかに成長し、その可能性を最大限に発揮できる社会の実現に向けて取り組んでいきます。
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