31 10月 2024

日本政府、レバノンの人道状況の悪化に対応するため、UNICEFに100万米ドルの緊急無償資金協力を実施

避難を余儀なくされた子どもたちとその家族 2024年10月31日 東京発 日本政府は、レバノンにおいて急速に悪化する人道状況の影響を受ける人々に水と衛生分野の支援を提供するため、国連児童基金(UNICEF)に対し100万米ドルの緊急無償資金協力を実施することを発表しました。 レバノンでは近年、長引く経済・政治危機やベイルート港での大規模爆発、新型コロナウイルス感染症の影響などの度重なる危機が、多くの人々の生活に深刻な打撃を与えてきました。さらに、2024年10月に紛争が激化したことで多くの避難民が発生し、120万人が自宅からの避難を余儀なくされています。国の電力供給網に大きく依存していた水と衛生システムも大きな影響を受けており、…
13 1月 2023

レバノン:ぜい弱な若者のエンパワメントを通じた冬服キットの配布

Embedded video follows 2023年1月13日 東京発 UNICEFはぜい弱な立場にある若者がコミュニティを支えることができるよう、スキルの構築や収入を得るための機会を支援しています。日本政府の資金協力で、UNICEFの支援で訓練を受けた200人のレバノンで暮らすシリア人やレバノン人の若者や女性が、毛布や下着、防寒具などが入った1万5,200個の冬服キットを制作。 高地では気温が10度からマイナス5度に達するなか、UNICEFはぜい弱な若者が支援を受けて製造した毛布や冬服などを、暖をとる手段が限られている9,328世帯に配布することができました。 レバノンの若者。 レバノンの若者たち。 【関連ページ】 日本政府、…
27 1月 2022

日本政府、レバノンの子どもたちとその家族の越冬支援に180万米ドルの緊急無償資金協力を供与

配布するキットを確認するスタッフ 2022年1月27日 ベイルート(レバノン)発 日本政府はレバノンにおける若者および水と衛生に関する事業を通じて、命を守る人道支援を拡大するため、国連児童基金(UNICEF)に180万米ドルの緊急無償資金協力を供与しました。本支援により、高地では気温が10度からマイナス5度に達する今後2カ月間、UNICEFはぜい弱な若者が支援を受けて製造した毛布や上着、防寒キット、靴下を、暖をとる手段が限られている、または全くない家で暮らす人々に配布することができるようになります。また、弱い立場に置かれる家族が積雪や強風、洪水の影響を受ける冬を乗り越えることができるように支援するため、UNICEFはベッカー高原において、質の高い水と衛生サービスの提供を継続します。…
27 1月 2022

UNICEF receives US$ 1.8 million from Japan to support children and families with winter assistance

A staff checking supplies, Beirut, January 2022 –, The Government of Japan has contributed US$1.8 million to scale up UNICEF humanitarian assistance and life-saving interventions through Adolescent and Youth and Water Sanitation and Hygiene (WASH) programmes in Lebanon. Over the next two months, when temperatures can range from 10oC to -5oC at high altitudes, UNICEF will be able to distribute…
06 10月 2021

レバノン:日本政府とUNICEF、すべての人に持続可能な水と衛生サービスを提供するため、協力して支援を実施

レバノン, ベイルート港の大規模爆発後、日本政府の資金協力で実施されたUNICEFの水と衛生プログラムで、ベイルート南部・ウザイにある雨水・排水処理設備が改修されました。, 2021年10月6日 レバノン発 かつてないほど水の需要が高まる中で、多くの人々が十分な水を手にすることができていません。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックによって、水に関する不平等がもたらす影響は、世界中で拡大しています。レバノンでは長年のメンテナンス不足に加えて都市人口の急激な増加が起こるなか、2020年8月のベイルート港の大規模爆発による影響で、水の需給がさらにひっ迫しています。 日本によるご支援により、最も弱い立場に置かれる女の子や男の子、若い女性たちが、強化された保健サービスや予防接種、健康的な環境を享受することが可能になります。 日本政府のご支援とベイルート南部郊外にあるダーヒエ地区の自治体連合の協力のもと、大規模爆発後、ベイルート南部・ウザイの雨水…
04 10月 2021

第43回 レバノン事務所 四居 美穂子

大学卒業後、英国の大学院にてコミュニティ開発学の修士号を取得。その後民間企業での勤務を経て、広島平和構築人材育成センターのプライマリーコースを通じ、国連ボランティアとして国連常駐調整官事務所 (UNRCO)に1年間所属。ジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)制度で2019年より現職。 レバノンで国内の状況を説明する四居さん ベイルートにおける大規模爆発から1年経ったレバノンの様子を伝える四居さん。, 現在、どのような仕事をしていますか, 。, 現在は開発のためのコミュニケーション部門に所属しています。この部署は、住民参加、アドボカシー、社会や行動変革のためのコミュニケーションの3つを主な軸として活動しています。マスメディアやデジタル媒体などの外部向けの広報とは異なり、開発のためのコミュニケーションは、支援対象者の考え方や価値観を理解した上で、子どもたちやコミュニティを巻き込みながら、彼ら自身が自ら問題を認識して解決策を提案し、その提案に基づいて行動できるようにするアプローチの...
07 6月 2021

第39回 レバノン事務所 杢尾雪絵

大学卒業後、都市計画建築コンサルタントとして就職後、青年海外協力隊や国連ボランティアを経て、米国の大学院で修士号を取得。国連食糧農業機関でのインターン後、ジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)としてUNICEFモンゴル事務所に勤務。コソボ事務所代長、モンテネグロ事務所代長、タジキスタン事務所代表、ウクライナ事務所代表、キルギス共和国事務所代表を経て現職。 新しい学習スペースで子どもたちと交流する杢尾さん。 レバノンのブルジュ・バラジネにあるパレスチナ難民キャンプにおいて、UNICEFが支援する新しい学習スペースで子どもたちと交流する様子。 UNICEFレバノン事務所代表を務める杢尾雪絵(もくお ゆきえ)さんに、UNICEFでの仕事やこれまでのキャリア、…, UNICEFの仕事と国際協力の道を歩むきっかけ, 国事務所の代表として、現在どのような仕事をしていますか?, UNICEFは子どもの権利を守る機関ですので、非常に多岐にわたった分野で活動しています。例えば、母子保健、教育、...
07 6月 2021

レバノン:大久保武 駐レバノン特命全権大使がUNICEFの水と衛生事業を視察

UNICEFの水と衛生事業を視察 2021年6月7日 東京発 2021年5月28日、大久保武 駐レバノン特命全権大使が、ベイルート郊外のウザイに建設された新しい貯水施設を視察しました。この訪問にはUNICEFレバノン事務所代表の杢尾雪絵も同行し、日本政府の支援を受けて実施されている水と衛生事業の説明を行いました。 日本政府の寛大な支援を受け、UNICEFは3,500立方メートルの貯水施設を建設しました。これにより、安定した水の供給が受けられず、水道網に公平にアクセスできていなかった、ウザイに暮らす8万人の人々の清潔な水へのアクセスが改善されます。UNICEFは、レバノンの最もぜい弱な子どもたちへの、日本政府の長年にわたるご支援に心より感謝いたします。 UNICEFの水と衛生事業を視察 【…
09 4月 2021

UNICEFキャリアセミナー 「政府機関、民間企業、国際機関で勤務した私が考えるUNICEFで働く魅力」 UNICEFレバノン事務所代表 杢尾雪絵氏にボイス・オブ・ユースJAPANが聞く

子どもにUNICEFの旗を手渡すUNICEFレバノン事務所代表の杢尾雪絵。 *本イベントは応募者多数のため、登録を締め切りました* 沢山のご登録ありがとうございました! 2021年4月9日 東京発 UNICEF東京事務所は2021年4月28日、UNICEFキャリアセミナー「政府機関、民間企業、国際機関で勤務した私が考えるUNICEFで働く魅力—UNICEFレバノン事務所代表 杢尾雪絵氏にボイス・オブ・ユースJAPANが聞く」を開催します。本セミナーは外務省国際機関人事センターの松島悠史氏、UNICEFレバノン事務所代表の杢尾雪絵氏を迎え、ジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)派遣制度を通じたキャリア形成や、…, UNICEFキャリアセミナー 「政府機関、民間企業、国際機関で勤務した私が考えるUNICEFで働く魅力」 UNICEFレバノン事務所代表 杢尾雪絵氏にボイス・オブ・ユースJAPANが聞く, 日時:2021年4月28日(水)18:00-19:00 場所:オンライ...
01 10月 2020

日本政府、レバノンの大規模爆発被害に対し、UNICEFを通じた保健分野の緊急支援を実施

被害を受けた病院(2020年8月6日撮影) 被害を受けた病院(2020年8月6日撮影) 2020年10月1日ベイルート(レバノン)発 日本政府はレバノンにおける国連児童基金(UNICEF)の保健事業に130万米ドルの緊急無償資金協力を供与し、同国で暮らす最もぜい弱な子どもたちへの支援を行うことを発表しました。 大久保武 駐レバノン特命全権大使は、「ベイルート港で発生した大規模爆発の影響を受け、日本政府は9月4日、この悲劇の影響を受けたレバノンの家族や難民を支援するため、UNICEFに130万米ドルの緊急無償資金協力を行うことを決定しました。日本は最もぜい弱な人々を支援するため、レバノン政府やUNICEFとの協力を続けていきます。」と語りました。 本資金協力は、…
01 10月 2020

Japan extends its emergency support to UNICEF’s health response after the explosions in Lebanon

The Beirut port explosion of 4 August 2020 severely impacted the Karantina Governmental Hospital, located in the port area of Beirut, Lebanon., Beirut, 1 October 2020 –, The Government of Japan has reaffirmed its commitment to the most vulnerable children living in Lebanon by extending its emergency aid of 1.3 million USD to support UNICEF’s Health programme in Lebanon. H.E. Mr. Takeshi Okubo, Ambassador of Japan to Lebanon, highlighted that “on ...
21 6月 2019

黒柳徹子UNICEF親善大使、レバノン視察特別番組のお知らせ

黒柳徹子UNICEF親善大使、レバノン視察特別番組のお知らせ 2019年6月21日 東京発 ***, 「ユニセフ親善大使35周年記念 黒柳徹子が混乱のレバノンへ」, 2019年7月7日 午前10:00~10:55 テレビ朝日系列(全国放送) *** 2019年5月、UNICEF親善大使の黒柳徹子さんが中東のレバノンを訪問しました。2011年に勃発したシリア危機は隣国のレバノンにも大きな影響をもたらしており、多くの難民がレバノンに流入しています。現在、推定約150万人のシリア難民が身を寄せており、イスラエルとも国境を接する同国には、パレスチナ難民も多く暮らしています。 黒柳親善大使は同国でパレスチナ難民キャンプやシリア難民が暮らす非公式居住区を訪問し、子どもたちの声に耳を傾けました。また、難民やぜい弱な立場に置かれるレバノン人の子どもたちのために活動を行う保健センターや教育施設などを訪問し、現場で行われているUNICEFの支援活動を視察しました。…