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© UGDA/2018/Sibiloni
支援によりウガンダ・アルア県に設置されたモーター式給水システムで清潔で安全な水を汲むジェーン・ナメカ。

ウガンダ:日本政府の支援による給水所の設置で46,000人以上に清潔な水を提供

ウガンダ北部・アルア県にあるインヴェピ小学校に通う15歳のジェーン・ナメカは、水の心配をすることなく授業に集中できるようになりました。アルア県とユンベ県に新しく整備されたモーター式の給水システムにより、南スーダンからの難民であるナメカを含め、4万6,000人以上の難民やウガンダの人々に安全な水が供給されるようになりました。人々は、この支援により、一人当たり一日20リットル以上の水を利用できるようになりました。

家から数分のところに設置された3つの給水所のおかげで、ナメカは7時から始まる学校に時間通りに通うことができます。「朝6時半と学校が終わった後の5時に水を汲みに行きます。朝、学校に行く前に汲んだ水で入浴したり食器を洗ったりします。」とナメカが語ります。

ナメカや彼女の弟と叔母は、インヴェピ難民居住地に到着してすぐ、清潔で安全な水の不足に直面しました。当時、人々はエナウ川から異臭のする汚い水を汲んでいました。深井戸もありましたが、この水をあてにすることはできませんでした。後に現地政府当局が給水車で水の供給を始めたものの、状況は改善しなかったとナメカが語ります。

「いつも、たくさんの人が水を求めていました。給水車の支援が始まりましたが、一つの貯水タンクをみんなで共有しなくてはいけませんでした。それに、タンクから水がなくなると、タンクに再び水が補充されるまで長い間待たなくてはいけませんでした。南スーダン人とウガンダ人は、いつも水を求めて争っていました。水を汲むために1時間は列に並んでいたので、学校に遅れていました。」

今は給水所で過ごす時間が短くなってうれしいとナメカが語っています。これで、列に並ぶことなく、早く学校に行って本を読めるからです。「今は、十分と言っていいほどの水があります。それに、ここの水はきれいです。水の匂いを嗅ぐと、浄水されていることがよくわかります。」

ナメカは入浴だけでなく、今ではこの水を飲んだり、料理に使ったり、食器を洗ったり、作物に水をやったり、動物に飲ませたりしています。

日本政府の支援を受け、UNICEFはパートナー団体と協力して4万6,000人の南スーダン難民やウガンダの人々に一日一人当たり20リットルの清潔で安全な水を提供しています。この水の供給は、新たに建設された8つの深井戸と5つのソーラー電力のモーター式給水システムにより可能になりました。

2017年にこの地に来たドロシー・ポ二も、当時は水が不足しており、多くの人がひしめき合いながら川や深井戸から水を汲んでいたと語っています。「いつも水を求めて長時間並ばなくてはならず、時には水を汲む容器が盗まれてしまうこともありました。給水車が来ても、十分な水はありませんでした。」

2児の母であるポ二は、次のように語っています。「今は十分な水があります。給水所で口喧嘩や噂話をすることはなくなりました。清潔な水が手に入るようになり、下痢で苦しむこともなくなりました。以前の支援で使われていた貯水タンクは一度も洗浄されておらず、タンクから支給されていた水は清潔ではありませんでした。」

十分な水が手に入るようになり、ポ二とその家族は毎日必要なだけ入浴できるようになりました。「何度でも入浴できます。十分な水で野菜を育て収穫することで、バランスの整った食事を作れますし、洗濯や食器洗い、掃除もできます。」

インヴェピ難民居住区を担当する水管理組合のチャールズ・アリマガは、日本のみなさんに感謝の気持ちを伝えてほしいと、新しく設置された給水所に喜びを隠しきれない様子です。アリマガは、「UNICEFやパートナー団体を通じて給水所を設置してくださった、日本政府に感謝しています。」と語りました。このプロジェクトでは、UNICEFのパートナー団体である国際NGOのWater Mission Ugandaが給水所の設置を行いました。

アリマガは、難民とウガンダの人々は争うことなく給水所を一緒に使っていると言います。「みんなに行き渡るだけの十分な水が提供されています。」

適切な衛生を保つため、給水所には柵が設置され、コミュニティの人々によって給水所の掃除が行われています。「私たちは、UNCIEFのパートナー団体が設置した柵を維持して水源をきちんと守れるように訓練を受けました。また、コミュニティの人たちには水を汲む前に必ず自分の水容器を洗うように呼び掛けています。」と、アリマガは語っています。

パートナー団体の水と衛生コミュニティ開発担当官であるサミュエル・アピレは、給水車は緊急支援には推奨されるものの、貯水タンクに水が補充されるまで待たなくてはならないと指摘します。一方、モーター式給水システムは設置してしまえば給水車よりも安価で水を供給することができ、人々はいつでも水を入手できるため、より持続可能であると語っています。

彼はまた、人々が清潔で安全な水を使用することができるよう、浄水処理や水質の管理も行っているのだと加えました。

 

 
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